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サンプリングバッグ全自動加熱加湿洗浄装置SHC-3
SHC-3A
大容量バッグ対応

SHC-3A写真

滋賀県工業技術センターとの共同研究により開発

車室内部品の放散試験に最適!
サンプリングバッグを加熱加湿洗浄法™にて全自動化(特許第6443629号)

SHC-3は、車室内部品の放散試験のために使用されるサンプリングバッグの加熱加湿洗浄を行う専用装置です。
お手持ちの乾燥機に取り付けることにより簡単に加熱加湿洗浄を行うことができます。
放散試験などで使用されるサンプリングバッグは、使用する直前にバッグ内の汚染物質を取り除くことが要求されます。
本製品では加熱加湿洗浄法TMに注目し、簡単に3枚のサンプリングバッグを同時に加湿パージし洗浄を行います。加湿パージ終了後は乾燥空気などで更にパージすることでバッグ内を乾燥状態にすることができます。
これら一連の動作を簡単なセットアップ手順で全自動化することができました。

特徴

サンプリングバッグコンディショナSHC-3シリーズは、お手持ちの乾燥機に取り付けることにより簡単に加熱加湿洗浄法™による洗浄を行うことができます。
加湿ガスと乾燥ガスの導入時間等、簡単なパラメータを入力するだけで、同時に3枚までのサンプリングバッグを洗浄することができます。

確実な洗浄効果

写真:洗浄の様子グラフ:湿度が上がると洗浄力向上する様子

加熱加湿洗浄法™はサンプリングバッグに加湿された空気、もしくは窒素ガスを導入し、同時にバッグ内のガスをオーバーフローさせることにより洗浄する方法(動的洗浄)です。サンプリングバッグに取り付ける専用バッグアタッチメントにより、供給されるガスと排出されるガスは異なる経路を通り確実な洗浄効果を発揮します。ワンホール2チューブタイプの他にワンホール1チューブタイプもあります。本手法は、滋賀県工業技術センターとの共同研究により、加熱加湿洗浄法™を開発しました。

加湿〜乾燥までを全自動化

サンプリングバッグをセットし流量、加湿時間、乾燥時間等を入力すればすべての設定が完了です。基本設定は、本体正面のタッチパネルで設定可能。洗浄開始後は、加湿→乾燥も自動的に切り替わります。SHC-3Aでは洗浄後設定量を自動吸引することも可能です。
又、マニュアル操作により設定量のガス吸引も可能。

低ランニングコスト

従来手作業で行っていたサンプリングバッグの洗浄を全自動化できるので、人件費や夜間使用による電気料金の節約が期待できます。手作業による洗浄に比べ、1/20の手間で、完全な洗浄を行うことができます。

高加湿による洗浄効果と時短化

洗浄効果を表す図

加湿⽅法に違いによる加湿効果と乾燥効果

加湿⽅法に違いによる加湿効果と乾燥効果を表す図

主な仕様

SHC-3SHC-3A
サイズ(W×H×D) 250×300×420 250×300×420
重さ 10kg 12kg
電源 AC100V 1A AC100V 1A
使用ガス 窒素もしくはエアー(高純度グレード) 窒素もしくはエアー(高純度グレード)
加湿ビン 100ml 100ml or 500ml
タイマ設定範囲 0~999.9分 0〜999.9分
流量設定範囲 0.3~5L/分 0.5L/分(推奨) 1〜20L/分 5L/分(推奨)
対応バッグ数 3枚 3枚
対応バッグサイズ 1~30L 50〜300L
吸引機能 設定なし 標準
吸引排気量 排気機能なし 6ℓ/min(各バッグ当り無負荷時)

※実際にサンプリングバッグを洗浄するには乾燥機が必要です。

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